よりどころメンタル

精神疾患と仕事

職場で同僚や後輩、部下がうつ病や適応障害などの精神疾患で休職し、対応に困った経験を持つ方は多いと思います。自分自身にそうした経験がある人もいるでしょう。仕事とメンタルの関係は深いです。日本うつ病学会が出しているうつ病の治療ガイドラインには、休職についての記載があります。また、うつ病以外の精神疾患、メンタルの病気で休職する場合もあると思います。

職場はストレスの原因がたくさんあります。嫌いな人や苦手な人もいるでしょうし、嫌がらせ、いじめ、パワハラ、セクハラ、モラハラなどの理不尽なことも残念ながら現実に存在します。これらは言い換えると、職場の人間関係におけるストレスです。

 

また、残業、休日出勤など長時間労働という問題を抱えている職場もあるかもしれません。責任、重圧が強いとか、ミスの許されない仕事とか、体力的にきつい仕事など、仕事の質に関する問題もあると思います。

 

こうした職場における様々なストレスが、精神疾患の原因になることは少なくありません。

しかし、精神疾患の原因は一つではありません。脳の機能や構造の違い、体調、ホルモンなどの生物学的な原因もあります。遺伝子だって関係します。例えば、ADHDや自閉症スペクトラムなどの発達障害は生まれながらの先天的な問題ですが、これらも精神疾患の一部です。こうした生物学的な要因は本人の努力ではどうこうしにくい部分です。

精神疾患は、生物学的な要因や心理的ストレスなどの心理社会的要因が合わさり、発生する病気です。複数の要因が絡まり合うので、簡単に理解できるものではありません。ここでは、職場と精神疾患について取り上げて解説していきます。

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